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自然豊かな青森県では、風力や地中熱、そして太陽光などクリーンで再生可能なエネルギーの利用促進に取り組んでいます。
 中でも太陽光発電システムは、一般家庭や公共施設などでもこの数年の間によく目にするようになりましたね。
 人にも地球にも優しい太陽光発電。注目の再生可能エネルギーを、生活の中に上手に活用するポイントを、お聞きしました。

●環境にあった新しいライフスタイルを            

「現在では、地球環境に関心のない人はいないのではないでしょうか。私たちが日常で行う、小さなエコへの取り組みもその一環ですね。そういった環境への配慮のひとつとして、再生可能なクリーンエネルギー・太陽光発電も、選択肢に取り入れてもらえると嬉しいです」。そう話すのは、青森県エネルギー総合対策局 エネルギー開発振興課主査の長尾裕子さん。

実際に青森県では、どんな太陽光発電の普及活動を行っているのでしょう。その取り組みについてお話をうかがいました。
(1回/全2回)
→ ②太陽光への関心度~正しい情報の共有&提供について

青森県エネルギー総合対策局
エネルギー開発振興課
環境・エネルギー産業振興グループ
主査 長尾裕子さん

●はじめに。 これまでの県の活動はどのようなものですか?

青森県では、平成12年2月に「青森県地域新エネルギービジョン」を策定し、試算した新エネルギーのポテンシャルに基づく導入目標を掲げて、新エネルギーの積極的な導入推進を図ってきました。また、平成18年11月には「青森県エネルギー産業振興戦略」を策定し、エネルギー分野でのポテンシャルを産業振興や地域振興につなげるため、様々な取組を進めています。

●新エネルギーのひとつ、 「太陽光」の取り組みの現状は?

太陽光の活用に関してはこれまで、導入がなかなか進んでいないのが現状でした。そこで平成21年2月に、「青森県太陽エネルギー活用推進アクションプラン」を策定しました。

プランでは、県内の普及状況や全国的な動向、これまでの観測データに基づく県内各地で期待される発電量などの現状を踏まえつつ、県民や県内に本社を有する事業者の方に太陽光の活用に関するアンケートを行いました。そこで明らかになった普及を進める上での課題を踏まえて、今後どういった取り組みをするべきかをとりまとめました。

アンケートの回答では、「青森県は雪が降るので、太陽光発電には向かないのではないか」そういった認識が強く感じられました。このままでは十分な普及が進まないだろうということで県内各地での自然エネルギーフォーラムの開催など、正しい情報を伝えるための様々な取組を進めています。八戸合同庁舎に太陽光発電システムを設置し、発電状況が一目でわかるモニターを公開して、みなさんに見てもらうようにもしています。

●青森県と言えば積雪 その解決策はあるの?

アクションプランの調査データによると、本県の特徴として、冬季の日射量はどうしても落ちてしまいますが、梅雨の時期が短かいため、春季や夏季の発電量が多いという結果が得られています。また、太陽光発電システムの特性として気温が低いと発電効率は上がるので、年間で考えると他県と同等の発電量になることがわかっています(※1)。

“青森では無理なのではないか?”というイメージを払拭するため、ホームページなどを活用し、できるだけきめ細やかに情報を発信するよう心がけています。正しい認識を持って、上手に活用して欲しいですね。

(※1 「青森県ソーラーのすすめ」で、詳しく紹介しています)


 → ②太陽光への関心度~正しい情報の共有&提供について

青森県では、太陽光発電に関心のある方、これから設置したい方々を支援する環境づくりのために、当ホームページ「ソラナビ」を始め、県のホームページなどで随時情報を公開しています。

ソラナビを運営するNPO法人CROSSでは、青森県内の太陽光発電に関する様々な相談を受付けています。正しい情報を十分に身につけて、新しいライフスタイルを楽しんでくださいね。

青森県太陽光発電Solar-Navi(ソラナビ)
青森県エネルギー総合対策局エネルギー開発振興課
特定非営利活動法人 循環型社会創造ネットワーク(NPO法人 CROSS)

 取  材  日 :平成23年1月14日 
 聞き手・校 正 :NPO法人CROSS 専務理事 福田昭良
         :NPO法人CROSS 山田眞二
         :NPO法人CROSS 村本伸子
取 材・撮影・編 集 :NPO法人CROSS 小川秀子